QL(Quality Lead)を導入しました

 

この記事は モノグサ Advent Calendar2025 2日目の記事です。

こんにちは!やまもと@テスト番長です。
日差しがすっかり冬らしくなり、朝は布団から出られなくなった今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年のモノグサアドカレのテーマは「未体験への挑戦」ということで、モノグサQAチームでのトライについて少しお話ししたいと思います。

今年、私たちQAチームは様々な新しい試みに踏み出しました!
その中の一つが「QL(Quality Lead)」というロールの運用です。

エンジニアリングの世界では「Tech Lead(TL)」という役割が一般的ですが、QAでは一般的ではありません。TLがチームの技術面をリードするのと同じように、“品質のリード役”が居たら良いのではないか──そんな問題意識から始まりました。

QLとは

QLは簡単に言えば「QA版のTech Lead」です。
QLはプロダクトの『品質・コスト・納期(QCD)』を軸にチームをリードします。制度設計そのものはTLと同じでありつつ、対象が“開発プロセスやコード”から“品質プロセス”に変わったイメージです。

もちろんこれまでもQAエンジニアは、テスト計画やリリース判断など品質に深く関わってきました。
しかし、それらの活動は担当者個人のホスピタリティによって支えられている面が大きいのが現状でした。そこで、QAチーム内で検証プロセスや品質の方向性を見極め、リードする役割としてQLを設けることにしました。

ちなみにモノグサ社内では、Devチームで規定されている「TL」ロールのサブセットという建て付けになっています。(制度上はTLということです。)

QLの主な役割は、大きく2つあります。
1つは検証プロセスのリード。テスト計画やテストケースのレビュー、リリースチェックリストの確認などを通じ、開発チーム全体の品質活動を整理・加速させます。

もう1つはプロダクトマネジメントへの橋渡し。バグ管理やアサイン調整を行いながら、PdMが長期計画を立てる際に品質観点から助言したり、他職種と連携してプロセス改善に取り組んだりします。

一方で、QLは「人のマネジメント」はしません。
チームメンバーのタスクを補助することはありますが、あくまでフォーカスは“品質そのものの推進”にあります。
モノグサでのTLの建て付けもそのようになっており、マネジメント関連の制度設計とは分離されています。

今年の4月に1人、9月にもう1名が任命され、チームの牽引役として活躍してくださっています。

QL導入の効果は?

運用を始めたばかりの今は、まだ手探りで動いていただいている状態です。
QLの成すべきことはケースバイケースで、「品質をどう定義し、どうリードするか」という問いに正解はありません。
それでも、開発と品質の間を行き来しながら、プロダクトの「良い体験」を支え、新たに作っていくために新しい形を模索しています。

具体的な動き方としては、気になることがあるとメンバーにヒアリングやアドバイスを行ったり、テストツールの使い方をハンズオンしていただいたりする機会は結構あります。
裁量という点でノンタイトルより動きやすく、お節介を焼きやすくなった、というのはあるかもしれません。

マネージャーが頻繁に細かな指摘をしてしまうと、「口うるさく言われている」ように感じてしまい、チームの雰囲気が暗くなりがちです。その役割をQLという別のロールが担ってくれることで、必要な指摘はしっかり行いながらも、雰囲気は守られていると思います。

“未体験への挑戦”とは、未知の領域に飛び込むこと。
QL制度の導入は、まさにその第一歩でした。
品質をリードするという役割が、チームとプロダクトにどんな変化をもたらすのか——この挑戦の続きを、来年も続けたいと思います。

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